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2016年01月27日

'16 帰省。

初めてバックパッカーと言うスタイルで旅をしたのが、北米を一周するというものであった。
期間はおよそ3ヶ月。おおよそのルートは、カナダのバンクーバーを起点とし西へ横断、そこからアメリカのボストンへ抜け東海岸をフロリダまで縦断する。そしてアメリカの南部を西海岸のカリフォルニアに抜けるまで横断した後、そこから西海岸戦を北上しバンクーバーに戻るというルートだ。

北米を一周するには決して長い時間とは言えないが、それなりによい思い出だ。
例えば、アトランタでダニに100カ所以上も刺されてしまったことや、キーウエストでゲイに執拗にナンパされ原付で追いかけ回されたこと。フラッグスタッフでレズのジャンキーに絡まれながらも、ニューイヤーパーティを満喫したこと。サンディエゴのホステルで朝起きてきたら共有リビングに裸の男女がソファに倒れており、床にもちろん使用済みのコンドーさんがポイ捨てされていたことなど。
挙げればきりがなく、いいことばかりでもないがどれも今となっては笑い話である。


canada




これにハマってしまった僕は、翌年も旅に出た。
メキシコ、キューバ、アメリカ、カナダと北米を飛行機で周遊したのだ。アメリカとカナダは、どちらかというとついでであり、この旅のハイライトはやはりメキシコ、キューバであった。

キューバは文化的にいろいろな衝撃を受けた。
まずは空港で美女はラムコークを手に迎えてくれるのだが、ラムとコークの比率が明らかに反対だったり、キューバ人と外国人(私)が話していると、キューバ人が警察に怒られてしまったりする。ちなみに僕がコーヒーにハマったのはキューバンコーヒーを飲んだから。もともと毎日飲む習慣があったが、こんな飲み方もあるのかとえらく感動したものである。

そして、メキシコは “キャンプ” に憧れを抱かせた国だった。
メキシコで友だちになったチェコ人のダニエルはキャンプをしながら中米を旅していた。そして、今でも一番良かった旅先はと聞かれるとつい答えてしまうイスラ・ムヘーレスでも、テントを張りながら旅しているバックパッカーたちに出会った。この思い出がずっと消えずに残っていたから、キャンプを始めたのである。


cuba





さらに翌年。三たび、旅立つ。今度は初の東南アジア、タイである。
予期せぬタイミングで就職が決まってしまい、初出社までのわずかな期間での旅だった。当初はタイの首都バンコクから北のアユタヤ遺跡に向かおうかと考えていたのだが、結局毎日寝坊しホテルの延泊を繰り返しバンコクから一歩も出なかった。そして、そのほとんど時間を過ごしたのが “カオサン” だ。当時は今ほど簡単の情報を入手できるわけではなく、旅人たちは情報を求めてカオサンに集まっていた。もちろん、役立つ情報も危ない情報も。


カオサン



今はだいぶ変わってしまったが、実はそんな当時の様子が分かる映画が存在する。私にソックリなレオナルド・デカプリオが主演する「ザ・ビーチ」だ。
タイタニックが大ヒットし100以上の映画の出演オファー受けたが、それを断って出演したというのだから、その期待値はかなりのものだったのだろう。原作の方が面白いが、当時のタイの雰囲気が映像で分かるという点では映画もよいので、ぜひ見ていただきたい。さらに言えば、映画には「美しすぎるほどに美しく、日常のすべてから解放される夢の楽園」が描かれているので、併せてチェックしてほしい。


    




昨年の年末年始はフランスへと出掛けた。寒さも想像していたほどではなく、予想以上に楽しむことができたが、予想以上に散財してしまった。
今回はどうしようかと悩みに悩んだ。娘が楽しめることが第一優先事項であり、次に嫁の意思を受け入れる。当然キャンプは論外であり、私の意見は無視である。もっとも、夏には一人旅をさせてもらっているので何の不満もない。

娘は海またはプール、嫁はタイ料理が食べたい。ということでタイに決定した。
この時点で今回の幹事は私となってしまった。タイに数え切れないくらい行ってるんだから、いろいろ決めてくれと。しかし私は、旅は好きだが計画を立てるのは嫌いである。
そんなことも言ってられず、仕方がないので「行きやすいこと」「娘の万が一に備えて大きな病院があること」「最適なシーズンであること」を踏まえ、プーケットを訪れることとした。
実はプーケットは1度しか訪れたことがなく、しかも前回は激務から逃避するかの如く強行な弾丸スケジュールでジャックバウワーもびっくりの24時間滞在だった。よって、何もしてないし知らない。ストレスを発散すべく、海とビキニ美女を眺めて現実逃避しただけだ。そんな旅を家族に強要するわけにもいかないので、おぼろげな記憶を頼りに計画を立ててみた。まぁ、計画といってもホテルを決めるだけなのだが。

何年か前までは、ホテルすら予約しないで旅をしていた。見たこともないホテルに金を払って予約するのもバカらしかったし、その時の気分で宿泊日数を決めていたからである。しかし、家族連れでこんなことをしていたら父としての威厳に関わるので、ある程度ちゃんとしたホテルを予約した。年末年始は激混みらしく人気の宿は抑えられなかったので、無難なところでヒルトンを予約した。ここであれば、プールも何種類かありキッズプログラムも充実しているので及第点である。が、少しパンチが足りなかったので、ジュニアスイートの部屋にしてみた。これは非常に正解であった。部屋自体は大したことはないが、他の部屋とは棟が異なるのである。すると、ロビーを占拠したりレストランで下品な振る舞いを見せる不快な中国、韓国人たちが劇的に減って穏やかな時間が流れるのだ。

プーケットだけでもプールに入ったり散歩をしたり、非日常的な時間を満喫できたのだが、せっかく放射汚染されていない美しい海に来たのだから海も満喫しようととある島へ向かった。


Koh Phi Phi




「美しすぎるほど美しく、日常からすべてを解放される夢の楽園」
いつかは行こうと思っていたあの場所へ。


そう “ぴー” “ぴー” 島へ。








※現実はこの有様・・・

Koh Phi Phi







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この記事へのコメント
レロレロ・デカ・プリン好きさんこんにちは。

本当ぴーさんって旅が好きなんですね〜
これまでのぴーさんの旅を改めて読み返しますとマジで凄い変態、、もとい、凄い人なんだなぁ〜と、改めて思いましたがいつも変態4人にお付き合い頂きありがとうございマス。
しかし、ぴーさんの旅の最終目的である、女性のバックパッカーは強烈過ぎ!とか、、タイ人はいいぜ!とか、、その辺のお話は次回のレポですか??
Posted by ZABUZABU at 2016年01月27日 13:01
バックパッカー歴は学生時代ですか?それとも無職時代があったのでしょうか?自分も若いウチにやってみたかったです!!

タイは仕事でしか行ってませんが、わずかな休暇を使ってプーケットとかパタヤビーチはいきました。ぴーぴー島ってのは知りませんでした。

奥さんと子供を連れていく人、かなり少ないんじゃないでしょうか?笑
Posted by へりへり at 2016年01月27日 22:47
ZABU様

ドナルド・デカ・ぴリオでございます。
いや、まったくもって凄くはないかと・・・。中途半端に遊んでいただけでございます。

では、ご期待にお応えして女性バックパッカーのお話です。
僕が旅を初めて間もない頃、超イケメンの英国バックパッカーと友だちになりました。そのときにもらったアドバイスです。

「女性バックパッカーとはやるな。決してだぞ!」
 ーなんで?
「あいつらは大きな問題を抱えている」
 ーどんな問題なの?
「おれは3人の女性バックパッカーと関係をもった」
 ーやってんじゃん・・・
「3人とも強烈なニオイだった。言いたいことわかるだろ?」
 ーものすごくよく分かった。ありがとう。

貝長もお気をつけ下さい。なお、タイに彼女をつくったのはK氏です。
Posted by ぴーぴー at 2016年01月27日 22:59
へりさん

こんばんわ。

最初の二つの旅は学生時代ですね。あとは転職の合間に少しブラブラしたりとかです。
僕もタイには何度も行ってるんですが、実はタイ国内はあまり旅してないんです。なので、パタヤも行ってないです(笑)

ぴーぴー島は、映画「ザ・ビーチ」で有名になった観光スポットですね。津波の被害にもあったことでも有名ですが。ちなみにこの近くにはジェームス・ボンド島というのも存在します。これも映画のロケ地とのことです。


ぴーぴー島へは、日帰りのスピードボートツアーに参加したんですが、ウチの他にも日本人で子連れの家族が一組だけいましたよ。へりさんも機会があればぜひ!と言いたいところですが、僕的にはパンガン島の方がオススメです!!
Posted by ぴーぴー at 2016年01月27日 23:12
ぴーさん

おはっすっ! NORIですっ ( ´▽`)
スゴい アチコチに旅へ行ってたんですね!
こんな綺麗なビーチなら ボクもタイへ行ってみたいなぁ〜

ところで「バックパッカぁーん娘とはヤるなっ!」って、、ホントにトモダチの発言ですか? コンド どうやってオイニーを乗り越え レロレロ・デカぴリオになったのか 本当のことがシリたいので、タイのオススメとスポットとあわせて教えてくださいね〜っ!
Posted by 869 camp869 camp at 2016年01月28日 06:29
こんにちは。

たしかぴーさんと恥めてオメにかかったときに、
「バックパッカー娘とはぜったいにヤルな」
と説教されたような気がいたします。

だからって、キーウエストでゲイを執拗にナンパして原野で追いかけっこしたって…、女の子じゃなければなんでもいいのかー!!

「チェコ人のダニエルとキャンプをしながら中を旅していた」ってかなりまた文学的な表現ですね。カオサンでどういう情報を仕入れてナニをしていたのかって、おそらくゲイに係わる事だと思いますが、ぴーさんの旅にゲイは欠かせない要素であることはよく分かりました。
Posted by 川崎(仮)川崎(仮) at 2016年01月28日 10:41
ピピ島、懐かしいですな
もう10年前になりますか...(遠い目


予約なしのたのもースタイルで行ってたら、間違いなく目を閉じてましたねw
Posted by u10u10 at 2016年01月28日 18:09
NORIさん

スゴい、コチコチでした。
タイはいいですよ〜、ゆる〜い感じで。ぜひ、行ってみてください♪

ホントに友だちの話ですよ〜。
でも、おいにーの話は別ネタがあるので次回にでも♡
Posted by ぴーぴー at 2016年01月28日 23:17
川崎(仮)さん

また、コメ荒らしですか・・・

いい加減にしてくださいよ〜。
タイでレディーボーイの彼女をつくっていたのは、あなたじゃないですか!? 
さらに仕事中にホモ漫画の画像をLINEしてきたり・・・。
奥さんに偽装結婚だってバラしちゃいますよ!

僕は女性の方が好きなので、別のPさんを襲ってくださいね♪
Posted by ぴーぴー at 2016年01月28日 23:23
u10さん

こんばんわ。

行かれたことあるんですね。 
10年前とは大分変わっていると思いますよ。今は、中国人とロシア人がウジャウジャいますし、プーケットも昔のバンコクのように渋滞がヒドいです。

最近は、たのもースタイルは難しいですね。
ネットで予約するのが当たり前だし、たのもースタイルの方が値段も高いです・・・。

実は、目を閉じるネタもあったんですけど、今回は見送りましたw
Posted by ぴーぴー at 2016年01月28日 23:30
ワタシも海外旅行に行きたいデス。
既にパスポートの期限が切れていたので、とりあえず再申請してきました。

さて、何処へ行きましょうか・・・
Posted by Pon at 2016年01月29日 22:13
Ponさん

メキシコでしょ!?
いいなぁ、行きたいなぁメキシコ・・・
Posted by ぴーぴー at 2016年01月29日 23:08
流石、世界を素股に掻けるぴーさんですね。
尊敬してます!

私は、バンコクやら台湾やらアジア圏は出張多んですが、
顔の方向性がアレなようで、日本人として扱われず現地人扱いされるという、切実な悩みがあります。
Posted by おたま@naturumおたま@naturum at 2016年02月02日 11:37
おたまさん

お久しぶりです。

またぁ〜、出張とかいって、ここぞとばかりに羽を伸ばしてるんでしょ〜。
夜の接待に内心大喜びなのでは? ムッツリですね〜。
Posted by ぴーぴー at 2016年02月02日 23:10
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