キャンプと旅とパスポート

5月30日〜31日、いつもの場所において暗黒評議会が開催された。
暗黒評議会の特筆すべき特徴は、外見に気を配ること以上に紳士のルールを身につけることが何よりも重視されている点である。「本物の紳士は礼儀や優しさを知らなければならない」という考えのもと、教養を身に付け、洗練された立ち振る舞いを体得。キャンパーたちからもセレブリティーのように羨望の眼差しを集め、尊敬されなければならないのである。

では、今回の議題を発表しよう。今回の議題は “フルーツ盛り合わせ” である。前回の評議会で「紳士の社交場での立ち振る舞い」についての議論より、本議会での議題へと昇格させられた。

紳士たるもの淑女をもてなす際に欠かせないのが、このフルーツ盛り合わせ。いかに艶っぽく、そして、いかに甘美なひとときを演出するか。


評議会の結論は、以下に至る。
百聞は一見にしかず、とくとご覧あれ。





ちなみに、今回もてなされた淑女は偶然現場に居合わせたこちらの方である。

評議会メンバー

総書記：ZABU


今回のためにデパートを三件も回って果物を入手してきたが、3種入手したものの2種は他のメンバーと被ってしまう。



議長：Pon


今回の議題（フルーツ）を決めた張本人にも関わらず、会場である森のまきば近隣で際立った品を見つけられないうえ、本人が希望した＜桃＞も持参できず。



会計：869 CAMP


これだけフルーツが集まるのを予想せず、1個 / 1人のマンゴーというハードなノルマをメンバーに強要。



エージェント：ぴー


今度こそ！ と"いちご”を狙うが、相変わらず無縁。代替案として、インパクトのみを重視した結果、総書記と被り「礼儀を身につけろ！」と怒号を浴びせられる。



捕虜：川崎（仮）

猥褻なハラスメントにより、係長に囚われ中。




お嬢さん、次回はあなたがもてなされる番かもしれません。



※敬称略
※物語は事実に基づいておりますが、一部脚色をしております。あらかじめご了承ください。

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なお、心優しい総書記から誕生日プレゼントをいただきました。
この場を借りて御礼申し上げます。