2014年08月16日
試練の連続@無印良品 津南キャンプ場 〜 episode 2 〜

さて、2日目の試練です(笑)
まだ風は残るものの昨晩の暴風は抜けたようなので、テント内のモノ以外すべて再び設営します。
ゆっくりと遅めの朝食をとった後、キャンプ場近くの山伏山に登ることとなりました。
チビ姫様、人生初の登山です。これからお山に登るよ、というと、富士山に登るの?と返してきます。彼女の中では、山=富士山であり、すべての山は富士山なのだと思われます・・・。

クライム オン!
キャンプ場を出る前から「抱っこ」とグズっていましたが、登山口に入ると楽しそうに登り始めます。歌を歌いながら登ったり、いろんなモノを見つけ気分は上々。道中、大量にいたイナゴにビビリながらも頑張って登っていきます。

30分ぐらい歩いたところで、だんだんとグズってきました・・・。テッペンまで頑張ったらジュースあげるから頑張ろうっか? 渋々、歩き始めますが5分も持ちません。仕方がないので、ちょっとだけだよと背負ってあげると嬉しそうにします・・・。
ここから頂上まで残り約30分。ずっと背負って登ることとなりました・・・。

元気を取り戻したチビ姫は、人生初のピークハントを成功?させ、ジュース片手に意気揚々と鐘を鳴らします。その後、姫二人の記念撮影を行い、おやつを食べて少し休憩した後、下山することにしました。
すると、なんということでしょう!?
再び「抱っこして♡」と迫ってくるではありませんか!
最後の上りが少しだけ急だったので、「ちょっとだけだよ」という約束で再び背負います。
ところが、なんということでしょう!?
5分も経たずにスヤスヤと眠っているではありませんか!
名前を呼んでも、起きる気配がありません・・・。
途中で起きてくれることを願って、しばらくこのまま下山することを決意しましたが、結局、キャンプ場まで彼女が目を覚ますことはありませんでした・・・。
つまり、彼女は最初の登りを30分歩いただけで、あとはずっと背負われていたのです。
それでも、人生初登山「よく頑張った!」
大人の足で約1時間の簡単なハイキングですが、その行程の2/3を背負うのは修行以外の何でもなかったです・・・。翌日、筋肉痛になったのは言うまでもありません。
さてさて、二日目の試練ですが実はココからが山場です。
いったい、どんな試練が・・・

チビ姫様、お昼も食べずに寝てしまったため、中途半端な時間にお腹がすきます。
仕方がないので、早い時間から夜ゴハンを食べて、ふたたび「竜神の館」へ。露天風呂が相当楽しかったみたいです。
昨日はパパと入ったので、本日はママと入るんだそうです。
長期戦を覚悟しつつ、のんびりと過ごします。待ち合わせの時間から10分ほど遅れて、ご登場。
「ちょっとチビ姫の腕見てくれる? コンタクト外しちゃってよく見えないんだわ・・・。なんか出来てるみたいで、取ろうとすると痛がるんだよね」
えっ!!
む、むしが・・・

分かりますか? ダニのようなクモのような小さい虫が、カラダの中に半分入っています!
指で取ろうとしますが、簡単には取れません。
次に毛抜きでトライしますが、チビ姫は痛いのと恐怖とで大泣きです。
でも、放っておいて完全に入ってしまったら・・・
恐ろしくて、こちらが卒倒しそうです。
自分ではよく見えていないようなので、携帯で写真を撮って見せます。
「虫がココにいるから、これから取るよ。痛くても少しだけガマンしてね」
「嫌だ、嫌だ・・・」泣き叫び、小さな館内に響き渡ります。
客やスタッフの全員が注目しているのは、百も承知。
でも、ここで取り除く必要がある!
しかし、虫を掴んで引っ張ると、チビ姫の皮膚ごと引っ張られます。
ムリだ・・・。
これ以上やって、さらなる悲劇を生んだら・・・
せめて、虫を殺しておこう。
幸いにも手にしているのは毛抜き。
虫のカラダを毛抜きで掴み、思いっきり握り込んでやる!
よし、虫が半分に切れた!
多分、これで死んでるハズ。
すぐさま、フロントに駆け寄り相談します。
すると裏から現れた「温泉ソムリエの村山さん」が、救急病院に電話をして状況を説明してくれました。病院の入り口でスタンバイしておくから、すぐに来てくれとのこと。
病院は、峠を下ってすぐの場所。
僕は決して走り屋ではないが、ワインディングロードを攻めます。GTというスポーツグレードのクルマで良かった! ある程度のスピードでも、きちんとクルマが路面を掴んでいるのを感じます・・・。
病院にたどり着くと、ママに抱っこされたチビ姫はそのまま処置室へ。
パパは、急いで受付を済ませます。処置室を案内されますが、それよりも泣き声をもとに走っていきます。
チビ姫は看護師にマウントを取られ、押さえつけられています。
医師に体内に残った虫を除去してもらい、話をききます。
僕が先に虫を半分ちぎって殺していたので、どんな虫でどんな状況だったのでかを聞かれました。上記の写真を見せましたが、先生にも分からず経験もないとのことだったのですが、皮膚の周りの状況を見てみるとアレルギー反応や毒による症状も見受けられないため、おそらく大丈夫であろうとのこと。一晩様子を見て、明朝もう一度見せに来るように言われ、消毒と化膿止めで様子を見ることになりました。
キャンプ場に戻ったのは、23時近くになっていました。
to be continued...
この記事へのコメント
こんばんは〜(((o(*゚▽゚*)o)))
なんと!!アジアシリーズから、気付けばキャンプに行かれてるではありませんか((((;゚Д゚)))))))
まずは、訪問遅れてすいませんでしたm(_ _)m
奥様は、初日からえらい災難でしたね!!
ウチの奥さんも多々空気を凍り付かせる魔法を使います。
多分、僕の寿命は縮んでます(笑)
タープ窃盗?倒壊?と色々と思ってしまいましたよ!!
お子様を背負っての登山…考えてだけで筋肉痛になって来ましたよ(^_^;)
お子さん大変ですねぇ〜((((;゚Д゚)))))))
そら、当分キャンプはねぇ〜ってなりますよね。
凄い続き気になります!!
なんと!!アジアシリーズから、気付けばキャンプに行かれてるではありませんか((((;゚Д゚)))))))
まずは、訪問遅れてすいませんでしたm(_ _)m
奥様は、初日からえらい災難でしたね!!
ウチの奥さんも多々空気を凍り付かせる魔法を使います。
多分、僕の寿命は縮んでます(笑)
タープ窃盗?倒壊?と色々と思ってしまいましたよ!!
お子様を背負っての登山…考えてだけで筋肉痛になって来ましたよ(^_^;)
お子さん大変ですねぇ〜((((;゚Д゚)))))))
そら、当分キャンプはねぇ〜ってなりますよね。
凄い続き気になります!!
Posted by spare ri部
at 2014年08月16日 02:12

外遊びが好きな姫さん素敵だな〜♡って読んでました。
一転、まさか虫が体内になんて…
想像しただけで怖いです。
おそらく大丈夫との事で安心しました。
パパさんの判断が良かったんですね♪
姫さんの無事を祈ってます。
一転、まさか虫が体内になんて…
想像しただけで怖いです。
おそらく大丈夫との事で安心しました。
パパさんの判断が良かったんですね♪
姫さんの無事を祈ってます。
Posted by MA♡CY
at 2014年08月16日 03:11

それはマダニです、かなりやっかいなウィルスを持っているケースが多いので大病院へいって検査すべきです。
<マダニを媒介にした感染症>
①重症熱性血小板減少症候群:
最近媒介が確認されて話題になったSFTSウイルスによるものです。
嘔吐、下痢、頭痛などの症状を引き起こし、最悪の場合死に至ることもあります。
②ライム病
ネズミやシカなどが持っている病原体のボレリアが感染することによって起こる病気です。
マダニが吸血を始めてから48時間以上が経つと感染リスクが高まるとされています。傷口近くから赤い斑点が現れ、全身の倦怠感、寒気、頭痛、嘔吐、発熱、関節痛などの症状が現れます。
③日本紅斑熱
日本紅斑熱リケッチアという病原体の感染によって引き起こされます。症状は風疹に似ていて、発疹や発熱の症状が起こります。
毎年50~100人程度の感染が確認されており、いままでに4件の死亡例があります。
<マダニを媒介にした感染症>
①重症熱性血小板減少症候群:
最近媒介が確認されて話題になったSFTSウイルスによるものです。
嘔吐、下痢、頭痛などの症状を引き起こし、最悪の場合死に至ることもあります。
②ライム病
ネズミやシカなどが持っている病原体のボレリアが感染することによって起こる病気です。
マダニが吸血を始めてから48時間以上が経つと感染リスクが高まるとされています。傷口近くから赤い斑点が現れ、全身の倦怠感、寒気、頭痛、嘔吐、発熱、関節痛などの症状が現れます。
③日本紅斑熱
日本紅斑熱リケッチアという病原体の感染によって引き起こされます。症状は風疹に似ていて、発疹や発熱の症状が起こります。
毎年50~100人程度の感染が確認されており、いままでに4件の死亡例があります。
Posted by 天才 at 2014年08月16日 05:59
こんにちわ。
大変でしたね・・・
写真と状況から判断するとマダニかと・・・・
全ての個体が病原体やウイルスを持っているわけではありませんが、経過観察は必要と思います。
しかし結構普通にいるんですよね、マダニ。
ウチの近く(茨城南部のフツーの住宅地)にもいて、たまにワンコに付きます(汗)
もちろん薬を塗布しているので、マダニ君、自分から逃げようとしますけど・・・
(なら最初から付くなよ、と思うんですけど、そこらへんがダニの性なんでしょうなぁ・・・)
そういえば無印・南乗鞍でも捕獲しました ^^;
山に入る時にはホントに要注意ですね・・・
大変でしたね・・・
写真と状況から判断するとマダニかと・・・・
全ての個体が病原体やウイルスを持っているわけではありませんが、経過観察は必要と思います。
しかし結構普通にいるんですよね、マダニ。
ウチの近く(茨城南部のフツーの住宅地)にもいて、たまにワンコに付きます(汗)
もちろん薬を塗布しているので、マダニ君、自分から逃げようとしますけど・・・
(なら最初から付くなよ、と思うんですけど、そこらへんがダニの性なんでしょうなぁ・・・)
そういえば無印・南乗鞍でも捕獲しました ^^;
山に入る時にはホントに要注意ですね・・・
Posted by GRANADA
at 2014年08月16日 06:49

こんにちは‼︎
写真を見ても、未だに目を疑いますねΣ(゚д゚lll)
虫が体内に入り込むなんてことがあるんですねぇ・・
経過観察は必要なものの、とりあえず大丈夫でホッとしました!
自然とたわむれるってことは、ほんとにいろんなことが起こるんですねぇ!
学ばせていただきました‼︎
写真を見ても、未だに目を疑いますねΣ(゚д゚lll)
虫が体内に入り込むなんてことがあるんですねぇ・・
経過観察は必要なものの、とりあえず大丈夫でホッとしました!
自然とたわむれるってことは、ほんとにいろんなことが起こるんですねぇ!
学ばせていただきました‼︎
Posted by ぱじぱじ at 2014年08月16日 11:36
よっちゃん
おはよう。
よっちゃんの奥さんも魔法使いなのですね(笑
お互い気を付けましょ〜〜
正直、今回のキャンプはいろいろとキツかったです。
僕ですら、ちょっとどうかなぁ、って思ってしまいましたから。
よっちゃんのブログ読んで、キャンプに対する情熱を分けてもらわないと沈んでいってしまいそうです・・・(笑)
おはよう。
よっちゃんの奥さんも魔法使いなのですね(笑
お互い気を付けましょ〜〜
正直、今回のキャンプはいろいろとキツかったです。
僕ですら、ちょっとどうかなぁ、って思ってしまいましたから。
よっちゃんのブログ読んで、キャンプに対する情熱を分けてもらわないと沈んでいってしまいそうです・・・(笑)
Posted by Agent "ぴー"
at 2014年08月17日 07:06

MA♡CYさん
おはようございます。
コメントありがとうございました〜!
カラダに頭を突っ込んだ虫を見たときは、ホント血の気が引きました!
今思い出しただけでも、恐ろしすぎます・・・。
で、あとあと調べてみたら、殺しちゃいけなかったみたいです。
そのままの状態で病院にいき処置してもらうのが適切な方法らしいです。
シロウトが中途半端にやってしまうと、虫の頭が体内に残ってしまったり、感染症の菌をもっていたりするとそこから広がったりしてしまうようです・・・。
何かに感染していた場合、潜伏期間もあるようなので様子見ですが、今のところ傷口も体調も大丈夫です。
MA♡CYさんも気をつけてくださいね〜
あっ、それとお気に入り登録させていただきます。
今後とも、よろしくお願いします〜
おはようございます。
コメントありがとうございました〜!
カラダに頭を突っ込んだ虫を見たときは、ホント血の気が引きました!
今思い出しただけでも、恐ろしすぎます・・・。
で、あとあと調べてみたら、殺しちゃいけなかったみたいです。
そのままの状態で病院にいき処置してもらうのが適切な方法らしいです。
シロウトが中途半端にやってしまうと、虫の頭が体内に残ってしまったり、感染症の菌をもっていたりするとそこから広がったりしてしまうようです・・・。
何かに感染していた場合、潜伏期間もあるようなので様子見ですが、今のところ傷口も体調も大丈夫です。
MA♡CYさんも気をつけてくださいね〜
あっ、それとお気に入り登録させていただきます。
今後とも、よろしくお願いします〜
Posted by Agent "ぴー"
at 2014年08月17日 07:24

天才さん
コメントありがとうございました。
ご教示いただきありがとうございます。
とても勉強になりました。
娘も救急病院で診てもらっていますので、しばらくは経過観察します。
コメントありがとうございました。
ご教示いただきありがとうございます。
とても勉強になりました。
娘も救急病院で診てもらっていますので、しばらくは経過観察します。
Posted by Agent "ぴー"
at 2014年08月17日 07:30

GRANADAさん
おはようございます。
コメントありがとうございました。
マダニの存在自体は知っていたのですが、写真の状況の中、瞬時に思考がたどり着きませんでした・・・。
真っ先に思い浮かんだのは「bot fly」と呼ばれるものでした。冷静に考えると全然違うものなのに、「体内に入り込む」ただそれだけで思考が結びついてしまったのかと思います。
ホント、これからはもっともっと注意をしなければ・・・。
おはようございます。
コメントありがとうございました。
マダニの存在自体は知っていたのですが、写真の状況の中、瞬時に思考がたどり着きませんでした・・・。
真っ先に思い浮かんだのは「bot fly」と呼ばれるものでした。冷静に考えると全然違うものなのに、「体内に入り込む」ただそれだけで思考が結びついてしまったのかと思います。
ホント、これからはもっともっと注意をしなければ・・・。
Posted by Agent "ぴー"
at 2014年08月17日 07:53

ぱじぱじ さん
おはようございます。
コメントありがとうございました〜
ホント、目を疑いたくなりますよね・・・。
ウチは嫁も娘も異常に虫を嫌がるので、虫除けやらなんやら、色々気をつかっていたつもりだったんですが、こんなんになってしまいました・・・。
おはようございます。
コメントありがとうございました〜
ホント、目を疑いたくなりますよね・・・。
ウチは嫁も娘も異常に虫を嫌がるので、虫除けやらなんやら、色々気をつかっていたつもりだったんですが、こんなんになってしまいました・・・。
Posted by Agent "ぴー"
at 2014年08月17日 08:08

こんにちは~。
大変でしたねぇー。(^^;
皮膚に虫が入る?!
こんな状況は想定外ですよね。(汗)
でも、すぐに救急病院での処置・・・・最善だったと思いますよ。
ほーんと、大変なキャンプだったんですね。
大変でしたねぇー。(^^;
皮膚に虫が入る?!
こんな状況は想定外ですよね。(汗)
でも、すぐに救急病院での処置・・・・最善だったと思いますよ。
ほーんと、大変なキャンプだったんですね。
Posted by TORI PAPA
at 2014年08月17日 17:22

TORI PAPAさん
こんばんわ。
まったく想定外でした・・・。
この状況をみたとき、頭がマッシロになりましたから(汗)
ケガや火傷なども怖いですが、虫も今以上に注意が必要ですね。
救急病院が近くにあって助かりました。
外遊びって大変ですね・・・。
こんばんわ。
まったく想定外でした・・・。
この状況をみたとき、頭がマッシロになりましたから(汗)
ケガや火傷なども怖いですが、虫も今以上に注意が必要ですね。
救急病院が近くにあって助かりました。
外遊びって大変ですね・・・。
Posted by Agent "ぴー"
at 2014年08月17日 22:23

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